キュヴェ三澤 Blanc
02 CUVEE MISAWA

キュヴェ三澤 Blanc

VINTAGE 2019

標高700mという冷涼な気候で育つシャルドネを、黄金色になるまで熟期を待ち収穫します。三澤農場には3つのシャルドネ区画が存在しますが、その中で、最も風通しの良い区画のシャルドネをさらに厳しく選別し、『キュヴェ三澤Blanc』として仕込みます。全房圧搾した後、フレンチオークの旧樽を主体に醗酵、貯蔵しています。

Detail

Basic Data

産地
山梨県 明野町 三澤農場
ブドウ品種
シャルドネ
標高
700m
土壌
粘土火山灰
醸造法
フレンチオーク樽醗酵
樽貯蔵11ヶ月
タイプ
味わい
辛口
飲み頃
2022年~

Vintage

2019

4月から6月は、天候に恵まれ順調な生育となりました。
山梨県全体では、7月は降雨日があり、8月は曇天日が続きましたが、自社の農場では雨の影響も少なく、適切な管理のもとブドウへの影響は最小限に抑えました。9月は好天が続き、成熟期目前で夏の後れを取り戻す天候となりました。10月には記録的な台風・大雨が日本列島を襲いましたが、畑への被害は少なく、熟期を待ち収穫することができました。収穫期まで、細やかな手入れを行い、最良の状態で収穫を迎える事ができました。
2019年産は総じて酸のレベルが高く、出来上がったワインは引き締まった緊張感が感じられる仕上がりとなりました。

2018

ブドウの生育期(4月~6月)は少雨、多照で経過して平年に比べて1週間ほど生育促進し、病害等も少なく、シャルドネの開花期は6月上旬でした。その後も適度な降水量と好天が続き7月中・下旬にヴェレゾンとなり、例年よりも早い収穫となりました。収穫時は前半の好天を活かし、後半は雨の合間を縫う収穫を行い平年並みの収量となりました。

2017

2017年は、初夏と梅雨に、降水量が非常に少なく、開花から結実に好影響を及ぼし、自然な収量制限に繋がりました。グレートヴィンテージを期待していたことを思い出します。8月は夏空が広がり、9月に入ると昼夜の寒暖差は 20度を超えました。
シャルドネの熟期は晴天に恵まれたことから、夜明けまでの最も気温が低い時間帯に収穫を実施するなどの様々な選択肢に恵まれ、よりクオリティを追究した醸造期であったことが思い出されます。ブドウの熟度 と酸のナチュラルなバランスをお楽しみください。

2016

暖冬傾向が続く中、平年より高い気温経過で推移した為、2016年の萌芽は過去と比較して最も早く始まりました。5月も引き続き平年を上回る高い気温となり、日照時間も豊富だった為、新梢の順調な生育と開花も非常に早く始まりました。心配された梅雨期の天候は比較的良好でしたが、8月中旬から下旬に掛けては早くも秋雨前線と連続した台風の影響により曇天が多くありました。9月上旬に再び青空が戻りましたが、その後約1か月の間は長期に亘る降雨があり、過去数年で最も少ない日照時間となりました。そういった状況で発生する病果の除去作業を含めて、これからの成熟に向けての懸命の農作業の連続でした。天候に恵まれた生育期前半に対し難しい条件となった成熟期。赤のファーストラベルは造ることが叶わず、3樽のみの生産となった『キュヴェ三澤Blanc』は、私たちの宝物になりました。
天候の影響がある中で、基本を何より大切にしていきたいと、改めて強く覚悟したヴィンテージでした。

醸造家のメッセージ|Winemaker’s Message

グレイスワインのシャルドネの歴史は、1990年代、勝沼の丘陵地帯に位置する小さな区画から始まりました。
1996年産、1997年産の『キュヴェ三澤Blanc』を初めて口にしたとき、豊かな香りと複雑な味わい、熟成のポテンシャルに驚かされ、「これがシャルドネというものか」と感動したものでした。
偉大な品種に対する尊敬と憧憬の念は、明野町の三澤農場に引き継がれ、現在は最も風通しの良い区画を中心に『キュヴェ三澤Blanc』が生まれています。

三澤農場は、畝向きを南北に取ることで、一年を通して風が吹き抜けます。
その中に一区画だけ、東西に畝が伸びる猫の額ほどのシャルドネの畑が存在します。その畝は西側に構える南アルプスに向かい、高台に立つと、南アルプスを好んだ父がこの畑をどれだけ愛したかを感じることができます。

最初にシャルドネが植えられた畑は、勝沼町の菱山地区でした。菱山地区には、勝沼で唯一南アルプスが見える秘密の場所があるのだと、幼い頃父が教えてくれました。
収量を制限して育て、時にナイトハーベストを行うなど、ブドウの力を信じ最大限に生かすことで、南アルプスの耽美な稜線を表現するようなシャルドネでありたいと思っています。

キュヴェ三澤 Blanc
02 CUVEE MISAWA

キュヴェ三澤 Blanc

VINTAGE 2019

標高700mという冷涼な気候で育つシャルドネを、黄金色になるまで熟期を待ち収穫します。三澤農場には3つのシャルドネ区画が存在しますが、その中で、最も風通しの良い区画のシャルドネをさらに厳しく選別し、『キュヴェ三澤Blanc』として仕込みます。全房圧搾した後、フレンチオークの旧樽を主体に醗酵、貯蔵しています。

Detail

Basic Data

産地
山梨県 明野町 三澤農場
ブドウ品種
シャルドネ
標高
700m
土壌
粘土火山灰
醸造法
フレンチオーク樽醗酵
樽貯蔵11ヶ月
タイプ
味わい
辛口
飲み頃
2022年~

Vintage

2019

4月から6月は、天候に恵まれ順調な生育となりました。
山梨県全体では、7月は降雨日があり、8月は曇天日が続きましたが、自社の農場では雨の影響も少なく、適切な管理のもとブドウへの影響は最小限に抑えました。9月は好天が続き、成熟期目前で夏の後れを取り戻す天候となりました。10月には記録的な台風・大雨が日本列島を襲いましたが、畑への被害は少なく、熟期を待ち収穫することができました。収穫期まで、細やかな手入れを行い、最良の状態で収穫を迎える事ができました。
2019年産は総じて酸のレベルが高く、出来上がったワインは引き締まった緊張感が感じられる仕上がりとなりました。

2018

ブドウの生育期(4月~6月)は少雨、多照で経過して平年に比べて1週間ほど生育促進し、病害等も少なく、シャルドネの開花期は6月上旬でした。その後も適度な降水量と好天が続き7月中・下旬にヴェレゾンとなり、例年よりも早い収穫となりました。収穫時は前半の好天を活かし、後半は雨の合間を縫う収穫を行い平年並みの収量となりました。

2017

2017年は、初夏と梅雨に、降水量が非常に少なく、開花から結実に好影響を及ぼし、自然な収量制限に繋がりました。グレートヴィンテージを期待していたことを思い出します。8月は夏空が広がり、9月に入ると昼夜の寒暖差は 20度を超えました。
シャルドネの熟期は晴天に恵まれたことから、夜明けまでの最も気温が低い時間帯に収穫を実施するなどの様々な選択肢に恵まれ、よりクオリティを追究した醸造期であったことが思い出されます。ブドウの熟度 と酸のナチュラルなバランスをお楽しみください。

2016

暖冬傾向が続く中、平年より高い気温経過で推移した為、2016年の萌芽は過去と比較して最も早く始まりました。5月も引き続き平年を上回る高い気温となり、日照時間も豊富だった為、新梢の順調な生育と開花も非常に早く始まりました。心配された梅雨期の天候は比較的良好でしたが、8月中旬から下旬に掛けては早くも秋雨前線と連続した台風の影響により曇天が多くありました。9月上旬に再び青空が戻りましたが、その後約1か月の間は長期に亘る降雨があり、過去数年で最も少ない日照時間となりました。そういった状況で発生する病果の除去作業を含めて、これからの成熟に向けての懸命の農作業の連続でした。天候に恵まれた生育期前半に対し難しい条件となった成熟期。赤のファーストラベルは造ることが叶わず、3樽のみの生産となった『キュヴェ三澤Blanc』は、私たちの宝物になりました。
天候の影響がある中で、基本を何より大切にしていきたいと、改めて強く覚悟したヴィンテージでした。

醸造家のメッセージ|Winemaker’s Message

グレイスワインのシャルドネの歴史は、1990年代、勝沼の丘陵地帯に位置する小さな区画から始まりました。
1996年産、1997年産の『キュヴェ三澤Blanc』を初めて口にしたとき、豊かな香りと複雑な味わい、熟成のポテンシャルに驚かされ、「これがシャルドネというものか」と感動したものでした。
偉大な品種に対する尊敬と憧憬の念は、明野町の三澤農場に引き継がれ、現在は最も風通しの良い区画を中心に『キュヴェ三澤Blanc』が生まれています。

三澤農場は、畝向きを南北に取ることで、一年を通して風が吹き抜けます。
その中に一区画だけ、東西に畝が伸びる猫の額ほどのシャルドネの畑が存在します。その畝は西側に構える南アルプスに向かい、高台に立つと、南アルプスを好んだ父がこの畑をどれだけ愛したかを感じることができます。

最初にシャルドネが植えられた畑は、勝沼町の菱山地区でした。菱山地区には、勝沼で唯一南アルプスが見える秘密の場所があるのだと、幼い頃父が教えてくれました。
収量を制限して育て、時にナイトハーベストを行うなど、ブドウの力を信じ最大限に生かすことで、南アルプスの耽美な稜線を表現するようなシャルドネでありたいと思っています。

全房圧搾

収穫したブドウの房を破砕や除梗をせずに、丸ごと圧搾する醸造方法。