甲州鳥居平畑プライベートリザーブ
VINTAGE 2023
鳥居平地区は4代目社主 三澤茂計が重んじた産地。その歴史は古く、標高450mの水はけのよい礫質土壌から良質なブドウを生む区画として、地元の人々から尊ばれてきました。収穫したブドウをさらに厳選し、最上区画のロットをフレンチオークの旧樽にて醗酵後、ステンレスタンクにて貯蔵しました。上品な酸味と複雑さを兼ね備えた、長い余韻の味わいです。
Detail
Basic Data
- 産地
- 山梨県 勝沼町 鳥居平地区
- ブドウ品種
- 甲州
- 標高
- 450m
- 土壌
- 粘土礫質
- 醸造法
-
フレンチオークの旧樽醗酵
ステンレスタンク貯蔵 - タイプ
- 白
- 味わい
- 辛口
Tasting Notes
澄んで健全。輝きのあるグレーがかった淡いイエローの色調。香りのボリュームは豊かで、黄リンゴ、黄桃、洋梨の果実香、丁子、白コショウなどのスパイス香、ロースト香があり、複雑な印象。アタックはまろやかで辛口、酸味は丸みを帯びており、口中では香りと同様の果実味が豊かに広がり、長い余韻が楽しめる。優雅さと力強さを兼ね備えた白ワイン。
Vintage
2023
3~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、芽吹きのタイミングも早く、順調に生育が始まりました。梅雨明けも早く、7月下旬には早くもヴェレゾンが始まり、その後は好天が続き健全な状態を維持できました。
日本各地で最高気温が記録された夏も山梨ではまとまった雨も少なく、ブドウの熟度は順調に高まっていきました。収穫期においても台風の影響はなく過去に類を見ない早さでブドウは熟していきました。
標高700mに位置する三澤農場でも、例年よりも二週間程早い10月22日、晩熟のカベルネソーヴィニヨンの収穫を終え、その後、最後の甲州の収穫を行いました。
収穫期全般を通して、健全で高品質なブドウを収穫できたことで、早熟品種、晩熟品種ともに平均的なヴィンテージよりも1度以上糖度が高く、過去稀に見る高い熟度となりました。2023年は長期熟成が期待できるビック・ヴィンテージと言えるでしょう。
2022
3月~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、例年よりも芽吹きは早く、順調に生育を開始しました。
その後、空梅雨、少雨で経過して果粒肥大はゆっくりと進んだものの、病害、生理障害はあまり見られず、早い梅雨明けで7月下旬にヴェレゾンを迎えた畑もありました。
夏季の集中雨はあったものの、夏場は少雨で経過し、日中高温で夜温が低い昼夜の寒暖差から、平年より果実の糖度上昇の伸びが良く、健全に生育していきました。
例年よりも早い8 月中旬、勝沼町菱山地区のスパークリングワイン用シャルドネの収穫を皮切りに今年の醸造期が始まりました。
9月上中旬に台風の襲来はあったものの、被害は無く例年並みの天候と生育状況で推移しました。
夏までの天候から、過去に類を見ない早さでブドウは熟していくのかと思われたものの、終わってみれば、北杜市明野町の最後の収穫は11月二週目。
最長の醸造期となった2022ヴィンテージ。収穫期まで、細やかな手入れを行い、最良の状態で収穫を迎える事ができました。
2021
3~5月は少雨~適雨、日照は適照~やや寡照という好天候に恵まれ、芽吹きも早い傾向で順調な成長スタートでした。6月の梅雨期も少雨で推移し、病害も無く、結実は良好でした。梅雨が16日ほど早く明けると、晴天が続き、7月下旬になり成熟期に入りました。8月中旬の多雨、低照、低温によって若干の停滞がありましたが、下旬以降は好天候が続き、冷夏の遅れを取り戻しました。中でも特異的だったのは10月の気候でした。全国的に気温が高く、また昼夜の寒暖差にも恵まれ、熟期を待ったことが功を奏し、納得のいく収穫を行うことが出来ました。
甲州鳥居平畑プライベートリザーブ
VINTAGE 2023
鳥居平地区は4代目社主 三澤茂計が重んじた産地。その歴史は古く、標高450mの水はけのよい礫質土壌から良質なブドウを生む区画として、地元の人々から尊ばれてきました。収穫したブドウをさらに厳選し、最上区画のロットをフレンチオークの旧樽にて醗酵後、ステンレスタンクにて貯蔵しました。上品な酸味と複雑さを兼ね備えた、長い余韻の味わいです。
Detail
Basic Data
- 産地
- 山梨県 勝沼町 鳥居平地区
- ブドウ品種
- 甲州
- 標高
- 450m
- 土壌
- 粘土礫質
- 醸造法
-
フレンチオークの旧樽醗酵
ステンレスタンク貯蔵 - タイプ
- 白
- 味わい
- 辛口
Tasting Notes
澄んで健全。輝きのあるグレーがかった淡いイエローの色調。香りのボリュームは豊かで、黄リンゴ、黄桃、洋梨の果実香、丁子、白コショウなどのスパイス香、ロースト香があり、複雑な印象。アタックはまろやかで辛口、酸味は丸みを帯びており、口中では香りと同様の果実味が豊かに広がり、長い余韻が楽しめる。優雅さと力強さを兼ね備えた白ワイン。
Vintage
2023
3~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、芽吹きのタイミングも早く、順調に生育が始まりました。梅雨明けも早く、7月下旬には早くもヴェレゾンが始まり、その後は好天が続き健全な状態を維持できました。
日本各地で最高気温が記録された夏も山梨ではまとまった雨も少なく、ブドウの熟度は順調に高まっていきました。収穫期においても台風の影響はなく過去に類を見ない早さでブドウは熟していきました。
標高700mに位置する三澤農場でも、例年よりも二週間程早い10月22日、晩熟のカベルネソーヴィニヨンの収穫を終え、その後、最後の甲州の収穫を行いました。
収穫期全般を通して、健全で高品質なブドウを収穫できたことで、早熟品種、晩熟品種ともに平均的なヴィンテージよりも1度以上糖度が高く、過去稀に見る高い熟度となりました。2023年は長期熟成が期待できるビック・ヴィンテージと言えるでしょう。
2022
3月~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、例年よりも芽吹きは早く、順調に生育を開始しました。
その後、空梅雨、少雨で経過して果粒肥大はゆっくりと進んだものの、病害、生理障害はあまり見られず、早い梅雨明けで7月下旬にヴェレゾンを迎えた畑もありました。
夏季の集中雨はあったものの、夏場は少雨で経過し、日中高温で夜温が低い昼夜の寒暖差から、平年より果実の糖度上昇の伸びが良く、健全に生育していきました。
例年よりも早い8 月中旬、勝沼町菱山地区のスパークリングワイン用シャルドネの収穫を皮切りに今年の醸造期が始まりました。
9月上中旬に台風の襲来はあったものの、被害は無く例年並みの天候と生育状況で推移しました。
夏までの天候から、過去に類を見ない早さでブドウは熟していくのかと思われたものの、終わってみれば、北杜市明野町の最後の収穫は11月二週目。
最長の醸造期となった2022ヴィンテージ。収穫期まで、細やかな手入れを行い、最良の状態で収穫を迎える事ができました。
2021
3~5月は少雨~適雨、日照は適照~やや寡照という好天候に恵まれ、芽吹きも早い傾向で順調な成長スタートでした。6月の梅雨期も少雨で推移し、病害も無く、結実は良好でした。梅雨が16日ほど早く明けると、晴天が続き、7月下旬になり成熟期に入りました。8月中旬の多雨、低照、低温によって若干の停滞がありましたが、下旬以降は好天候が続き、冷夏の遅れを取り戻しました。中でも特異的だったのは10月の気候でした。全国的に気温が高く、また昼夜の寒暖差にも恵まれ、熟期を待ったことが功を奏し、納得のいく収穫を行うことが出来ました。