03 KOSHU

甲州 菱山畑

VINTAGE 2023

勝沼町で最も高い標高(500m~600m)に位置する菱山地区は、大きな花崗岩が点在するなど、複雑で多様な土壌が特徴。三代目社主 三澤一雄がとても大切にした産地です。溌剌とした酸味とスモーキーと感じるまでのミネラルが、産地の味わいを素直に表しています。ひと房ごとに笠掛けを行い、手収穫後、特定畑のブドウのみをステンレスタンクにて醗酵、貯蔵しました。

Detail

Basic Data

産地
山梨県 勝沼町 菱山地区
ブドウ品種
甲州
醸造法
ステンレスタンク醗酵・貯蔵
タイプ
味わい
辛口

Tasting Notes

澄んで健全。輝きあるグリーンがかった淡いイエローの色調。レモン、ライムなどの柑橘系の香り、アカシア系の白い花の香り、コリアンダー、クミンなどのスパイス香、鉱物をイメージするミネラル香を感じる。スムースな口当たりで辛口。レモンやライムなど柑橘系の果実味、鉱物を感じるミネラルの風味、伸びやかでしっかりとした酸味がワインの骨格を形成している。

Vintage

2023

3~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、芽吹きのタイミングも早く、順調に生育が始まりました。梅雨明けも早く、7月下旬には早くもヴェレゾンが始まり、その後は好天が続き健全な状態を維持できました。
日本各地で最高気温が記録された夏も山梨ではまとまった雨も少なく、ブドウの熟度は順調に高まっていきました。収穫期においても台風の影響はなく過去に類を見ない早さでブドウは熟していきました。
標高700mに位置する三澤農場でも、例年よりも二週間程早い10月22日、晩熟のカベルネソーヴィニヨンの収穫を終え、その後、最後の甲州の収穫を行いました。
収穫期全般を通して、健全で高品質なブドウを収穫できたことで、早熟品種、晩熟品種ともに平均的なヴィンテージよりも1度以上糖度が高く、過去稀に見る高い熟度となりました。2023年は長期熟成が期待できるビック・ヴィンテージと言えるでしょう。

2022

3月~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、例年よりも芽吹きは早く、順調に生育を開始しました。
その後、空梅雨、少雨で経過して果粒肥大はゆっくりと進んだものの、病害、生理障害はあまり見られず、早い梅雨明けで7月下旬にヴェレゾンを迎えた畑もありました。
夏季の集中雨はあったものの、夏場は少雨で経過し、日中高温で夜温が低い昼夜の寒暖差から、平年より果実の糖度上昇の伸びが良く、健全に生育していきました。
例年よりも早い8 月中旬、勝沼町菱山地区のスパークリングワイン用シャルドネの収穫を皮切りに今年の醸造期が始まりました。
9月上中旬に台風の襲来はあったものの、被害は無く例年並みの天候と生育状況で推移しました。
夏までの天候から、過去に類を見ない早さでブドウは熟していくのかと思われたものの、終わってみれば、北杜市明野町の最後の収穫は11月二週目。
最長の醸造期となった2022ヴィンテージ。収穫期まで、細やかな手入れを行い、最良の状態で収穫を迎える事ができました。

甲州 菱山畑
03 KOSHU

甲州 菱山畑

VINTAGE 2023

勝沼町で最も高い標高(500m~600m)に位置する菱山地区は、大きな花崗岩が点在するなど、複雑で多様な土壌が特徴。三代目社主 三澤一雄がとても大切にした産地です。溌剌とした酸味とスモーキーと感じるまでのミネラルが、産地の味わいを素直に表しています。ひと房ごとに笠掛けを行い、手収穫後、特定畑のブドウのみをステンレスタンクにて醗酵、貯蔵しました。

Detail

Basic Data

産地
山梨県 勝沼町 菱山地区
ブドウ品種
甲州
醸造法
ステンレスタンク醗酵・貯蔵
タイプ
味わい
辛口

Tasting Notes

澄んで健全。輝きあるグリーンがかった淡いイエローの色調。レモン、ライムなどの柑橘系の香り、アカシア系の白い花の香り、コリアンダー、クミンなどのスパイス香、鉱物をイメージするミネラル香を感じる。スムースな口当たりで辛口。レモンやライムなど柑橘系の果実味、鉱物を感じるミネラルの風味、伸びやかでしっかりとした酸味がワインの骨格を形成している。

Vintage

2023

3~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、芽吹きのタイミングも早く、順調に生育が始まりました。梅雨明けも早く、7月下旬には早くもヴェレゾンが始まり、その後は好天が続き健全な状態を維持できました。
日本各地で最高気温が記録された夏も山梨ではまとまった雨も少なく、ブドウの熟度は順調に高まっていきました。収穫期においても台風の影響はなく過去に類を見ない早さでブドウは熟していきました。
標高700mに位置する三澤農場でも、例年よりも二週間程早い10月22日、晩熟のカベルネソーヴィニヨンの収穫を終え、その後、最後の甲州の収穫を行いました。
収穫期全般を通して、健全で高品質なブドウを収穫できたことで、早熟品種、晩熟品種ともに平均的なヴィンテージよりも1度以上糖度が高く、過去稀に見る高い熟度となりました。2023年は長期熟成が期待できるビック・ヴィンテージと言えるでしょう。

2022

3月~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、例年よりも芽吹きは早く、順調に生育を開始しました。
その後、空梅雨、少雨で経過して果粒肥大はゆっくりと進んだものの、病害、生理障害はあまり見られず、早い梅雨明けで7月下旬にヴェレゾンを迎えた畑もありました。
夏季の集中雨はあったものの、夏場は少雨で経過し、日中高温で夜温が低い昼夜の寒暖差から、平年より果実の糖度上昇の伸びが良く、健全に生育していきました。
例年よりも早い8 月中旬、勝沼町菱山地区のスパークリングワイン用シャルドネの収穫を皮切りに今年の醸造期が始まりました。
9月上中旬に台風の襲来はあったものの、被害は無く例年並みの天候と生育状況で推移しました。
夏までの天候から、過去に類を見ない早さでブドウは熟していくのかと思われたものの、終わってみれば、北杜市明野町の最後の収穫は11月二週目。
最長の醸造期となった2022ヴィンテージ。収穫期まで、細やかな手入れを行い、最良の状態で収穫を迎える事ができました。

花崗岩

深成岩の一。 粗粒で、粒のそろった岩石。 主に石英・カリ長石・斜長石・ 黒雲母 くろうんも からなり、 角閃石 かくせんせき や白雲母を含むこともある。 色は白や淡灰色、淡紅色が多く、 堅牢 けんろう で磨くと光沢が出る。

笠掛け

ブドウを雨から守るために一房一房に紙の笠を被せること。