03 KOSHU

茅ヶ岳甲州

VINTAGE 2022

『日本百名山』を綴った深田久弥氏終焉の地として知られる茅ヶ岳。自社管理農園を含む、標高400m~700mに位置する茅ヶ岳山麓産の甲州が醸されています。
『茅ヶ岳甲州』は、ボルドー大学の故デュニ・デュブルデュー教授から受けた技術指導を踏襲したワインです。シュール・リーや樽に頼らずに、ブドウ本来の力を素直に引き出すという、クリーンでピュアなワイン造りについて教わったグレイスワインの転機となる体験でした。爽やかでありながらも凛とした強さを感じさせる、繊細なワインに仕上がっています。

Detail

Basic Data

産地
山梨県 茅ヶ岳山麓
ブドウ品種
甲州
醸造法
ステンレスタンク醗酵・貯蔵
タイプ
味わい
辛口

Tasting Notes

フレッシュな青リンゴ、グレープフルーツ、洋梨、スイカズラ、カモミール、白コショウの香り。 なめらかな口当たりで辛口。生き生きとした酸味がワインを引き締めており、繊細ながら緊張感のある白ワイン。

Vintage

2022

3月~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、例年よりも芽吹きは早く、順調に生育を開始しました。
その後、空梅雨、少雨で経過して果粒肥大はゆっくりと進んだものの、病害、生理障害はあまり見られず、早い梅雨明けで7月下旬にヴェレゾンを迎えた畑もありました。
夏季の集中雨はあったものの、夏場は少雨で経過し、日中高温で夜温が低い昼夜の寒暖差から、平年より果実の糖度上昇の伸びが良く、健全に生育していきました。
例年よりも早い8 月中旬、勝沼町菱山地区のスパークリングワイン用シャルドネの収穫を皮切りに今年の醸造期が始まりました。
9月上中旬に台風の襲来はあったものの、被害は無く例年並みの天候と生育状況で推移しました。
夏までの天候から、過去に類を見ない早さでブドウは熟していくのかと思われたものの、終わってみれば、北杜市明野町の最後の収穫は11月二週目。
最長の醸造期となった2022ヴィンテージ。収穫期まで、細やかな手入れを行い、最良の状態で収穫を迎える事ができました。

2021

3~5月は少雨~適雨、日照は適照~やや寡照という好天候に恵まれ、芽吹きも早い傾向で順調な成長スタートでした。
6月の梅雨期も少雨で推移し、病害も無く、結実は良好でした。梅雨が16日ほど早く明けると、晴天が続き、7月下旬になり成熟期に入りました。
8月中旬の多雨、低照、低温によって若干の停滞がありましたが、下旬以降は好天候が続き、冷夏の遅れを取り戻しました。
中でも特異的だったのは10月の気候でした。全国的に気温が高く、また昼夜の寒暖差にも恵まれ、熟期を待ったことが功を奏し、納得のいく収穫を行うことが出来ました。

2020

2020年は、暖かな冬から春へと季節が移ろい、ブドウの芽吹きは良好でした。その後、開花・結実期までは適雨、多照でブドウは順調に成長しました。一転、梅雨のシーズンになると記録的な長雨、日照不足により、ブドウの生育は停滞しましたが、適切な防除と笠かけを施したところではわずかな被害で済みました。 梅雨が明け、本格的な夏のシーズンに入るとそれまでの日照不足を補うかのような好天が続き、遅延していたブドウの成熟も徐々に回復、甲州の収穫開始は例年並みとなりました 。9月の秋雨や10月の台風14号の影響など、収穫後半まで気の抜けないシーズンとなりましたが、病果を摘粒しながら適切な熟期までブドウを管理し、一房一房丁寧に収穫したお かげで、収穫量は減ったものの、健全なブドウで仕込むことができました。

Award

Decanter World Wine Awardsにて、『グレイス茅ヶ岳甲州2017』が金賞を受賞

茅ヶ岳甲州
03 KOSHU

茅ヶ岳甲州

VINTAGE 2022

『日本百名山』を綴った深田久弥氏終焉の地として知られる茅ヶ岳。自社管理農園を含む、標高400m~700mに位置する茅ヶ岳山麓産の甲州が醸されています。
『茅ヶ岳甲州』は、ボルドー大学の故デュニ・デュブルデュー教授から受けた技術指導を踏襲したワインです。シュール・リーや樽に頼らずに、ブドウ本来の力を素直に引き出すという、クリーンでピュアなワイン造りについて教わったグレイスワインの転機となる体験でした。爽やかでありながらも凛とした強さを感じさせる、繊細なワインに仕上がっています。

Detail

Basic Data

産地
山梨県 茅ヶ岳山麓
ブドウ品種
甲州
醸造法
ステンレスタンク醗酵・貯蔵
タイプ
味わい
辛口

Tasting Notes

フレッシュな青リンゴ、グレープフルーツ、洋梨、スイカズラ、カモミール、白コショウの香り。 なめらかな口当たりで辛口。生き生きとした酸味がワインを引き締めており、繊細ながら緊張感のある白ワイン。

Vintage

2022

3月~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、例年よりも芽吹きは早く、順調に生育を開始しました。
その後、空梅雨、少雨で経過して果粒肥大はゆっくりと進んだものの、病害、生理障害はあまり見られず、早い梅雨明けで7月下旬にヴェレゾンを迎えた畑もありました。
夏季の集中雨はあったものの、夏場は少雨で経過し、日中高温で夜温が低い昼夜の寒暖差から、平年より果実の糖度上昇の伸びが良く、健全に生育していきました。
例年よりも早い8 月中旬、勝沼町菱山地区のスパークリングワイン用シャルドネの収穫を皮切りに今年の醸造期が始まりました。
9月上中旬に台風の襲来はあったものの、被害は無く例年並みの天候と生育状況で推移しました。
夏までの天候から、過去に類を見ない早さでブドウは熟していくのかと思われたものの、終わってみれば、北杜市明野町の最後の収穫は11月二週目。
最長の醸造期となった2022ヴィンテージ。収穫期まで、細やかな手入れを行い、最良の状態で収穫を迎える事ができました。

2021

3~5月は少雨~適雨、日照は適照~やや寡照という好天候に恵まれ、芽吹きも早い傾向で順調な成長スタートでした。
6月の梅雨期も少雨で推移し、病害も無く、結実は良好でした。梅雨が16日ほど早く明けると、晴天が続き、7月下旬になり成熟期に入りました。
8月中旬の多雨、低照、低温によって若干の停滞がありましたが、下旬以降は好天候が続き、冷夏の遅れを取り戻しました。
中でも特異的だったのは10月の気候でした。全国的に気温が高く、また昼夜の寒暖差にも恵まれ、熟期を待ったことが功を奏し、納得のいく収穫を行うことが出来ました。

2020

2020年は、暖かな冬から春へと季節が移ろい、ブドウの芽吹きは良好でした。その後、開花・結実期までは適雨、多照でブドウは順調に成長しました。一転、梅雨のシーズンになると記録的な長雨、日照不足により、ブドウの生育は停滞しましたが、適切な防除と笠かけを施したところではわずかな被害で済みました。 梅雨が明け、本格的な夏のシーズンに入るとそれまでの日照不足を補うかのような好天が続き、遅延していたブドウの成熟も徐々に回復、甲州の収穫開始は例年並みとなりました 。9月の秋雨や10月の台風14号の影響など、収穫後半まで気の抜けないシーズンとなりましたが、病果を摘粒しながら適切な熟期までブドウを管理し、一房一房丁寧に収穫したお かげで、収穫量は減ったものの、健全なブドウで仕込むことができました。

Award

Decanter World Wine Awardsにて、『グレイス茅ヶ岳甲州2017』が金賞を受賞