04 RED & ROSÉ

グレイス ロゼ

VINTAGE 2022

日本でも、骨格のある辛口ロゼを造りたいという栽培醸造責任者 三澤彩奈の想いから、2008年に生まれたワインです。年によって品種構成は変わりますが、除草剤や化成肥料を使用せずに育てた、三澤農場産のメルロ、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、プティヴェルド等を直接圧搾法セニエ法にて小仕込みを行い、フレンチオークの旧樽で醗酵、貯蔵しました。低収量で栽培された単一畑のロゼは世界的にも珍しく、品種の複雑さと土地の味わいが表現されています。

Detail

Basic Data

産地
山梨県 明野町 三澤農場
ブドウ品種
メルロ (36%)
カベルネソーヴィニヨン (32%)
カベルネフラン (25%)
プティヴェルド (7%)
標高
700m
土壌
粘土火山灰
タイプ
ロゼ
味わい
辛口
醸造法
フレンチオークの旧樽醗酵、貯蔵

Tasting Notes

外観は、輝きのあるサーモンピンク。粘性もしっかりと感じられる。
第一印象は、ブラッドオレンジ、赤スグリ、コケモモ、サクランボなどフルーツの香りが豊かで、タイムやローズマリーの花香も感じられる。口に含むと、エキゾチックなスパイスの味わいも広がり、複雑。洗練された中にも、低収量で育てられた凝縮された味わいが骨格として表れており、冷涼な産地特有の酸が味わいを引き締めている。余韻も長く、フレッシュさと厚みを兼ね備えたロゼワイン。

Vintage

2022

3月~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、例年よりも芽吹きは早く、順調に生育を開始しました。
その後、空梅雨、少雨で経過して果粒肥大はゆっくりと進んだものの、病害、生理障害は少なく、早い梅雨明けで7月下旬にヴェレゾンを迎えた畑もありました。
夏季の集中雨はあったものの、夏場は少雨で経過し、日中高温で夜温が低い昼夜の寒暖差から、平年より果実の糖度上昇の伸びが良く、健全に生育していきました。
例年よりも早い8 月中旬、勝沼町菱山地区のスパークリングワイン用シャルドネの収穫を皮切りに醸造期は始まりました。
9月上中旬に台風の襲来はあったものの、被害は無く例年並みの天候と生育状況で推移しました。
夏までの天候から、過去に類を見ない早さでブドウは熟していくのかと思われたものの、終わってみれば、北杜市明野町の最後の収穫は11月二週目。
最長の醸造期となった2022ヴィンテージ。
収穫期まで、細やかな手入れを行い、最良の状態で収穫を迎える事ができました。

グレイス ロゼ
04 RED & ROSÉ

グレイス ロゼ

VINTAGE 2022

日本でも、骨格のある辛口ロゼを造りたいという栽培醸造責任者 三澤彩奈の想いから、2008年に生まれたワインです。年によって品種構成は変わりますが、除草剤や化成肥料を使用せずに育てた、三澤農場産のメルロ、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、プティヴェルド等を直接圧搾法セニエ法にて小仕込みを行い、フレンチオークの旧樽で醗酵、貯蔵しました。低収量で栽培された単一畑のロゼは世界的にも珍しく、品種の複雑さと土地の味わいが表現されています。

Detail

Basic Data

産地
山梨県 明野町 三澤農場
ブドウ品種
メルロ (36%)
カベルネソーヴィニヨン (32%)
カベルネフラン (25%)
プティヴェルド (7%)
標高
700m
土壌
粘土火山灰
タイプ
ロゼ
味わい
辛口
醸造法
フレンチオークの旧樽醗酵、貯蔵

Tasting Notes

外観は、輝きのあるサーモンピンク。粘性もしっかりと感じられる。
第一印象は、ブラッドオレンジ、赤スグリ、コケモモ、サクランボなどフルーツの香りが豊かで、タイムやローズマリーの花香も感じられる。口に含むと、エキゾチックなスパイスの味わいも広がり、複雑。洗練された中にも、低収量で育てられた凝縮された味わいが骨格として表れており、冷涼な産地特有の酸が味わいを引き締めている。余韻も長く、フレッシュさと厚みを兼ね備えたロゼワイン。

Vintage

2022

3月~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、例年よりも芽吹きは早く、順調に生育を開始しました。
その後、空梅雨、少雨で経過して果粒肥大はゆっくりと進んだものの、病害、生理障害は少なく、早い梅雨明けで7月下旬にヴェレゾンを迎えた畑もありました。
夏季の集中雨はあったものの、夏場は少雨で経過し、日中高温で夜温が低い昼夜の寒暖差から、平年より果実の糖度上昇の伸びが良く、健全に生育していきました。
例年よりも早い8 月中旬、勝沼町菱山地区のスパークリングワイン用シャルドネの収穫を皮切りに醸造期は始まりました。
9月上中旬に台風の襲来はあったものの、被害は無く例年並みの天候と生育状況で推移しました。
夏までの天候から、過去に類を見ない早さでブドウは熟していくのかと思われたものの、終わってみれば、北杜市明野町の最後の収穫は11月二週目。
最長の醸造期となった2022ヴィンテージ。
収穫期まで、細やかな手入れを行い、最良の状態で収穫を迎える事ができました。

直接圧搾法

ロゼワインの醸造法で、黒ブドウを収穫後そのまま圧搾し、絞った際にわずかに抽出される色素によって色を付ける製法です。

セニエ法

ロゼワインの醸造法。黒ブドウを破砕した上で、圧搾前の果汁に果皮を暫くの間浸漬して色素を抽出し、適度に色が付いた段階で果汁のみを取り分ける方法。セニエとはフランス語で血抜きを意味する。