中央葡萄酒 山梨 甲州 グレイス ワイン

WINE LIST

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キュヴェ三澤

VINTAGE 2018

1999年の収穫は、学生だった私の心に深く刻まれています。
明野町にブドウ畑を構える以前、鳥居平農場の収穫にて「迷ったら全部捨ててください」と言い放った父の言葉に、その年のメルロは一樽だけの生産となりました。
「キュヴェ三澤」は妥協を許さないワインなのだと、家業だからではなく、醸造家になったら精神を尽くしてこのワインを手掛けてみたいと私自身が憧れを抱き続けてきた銘柄でもあります。

産地 山梨県 明野/三澤農場
ぶどう品種 カベルネフラン(90%)
プティヴェルド(10%)
醸造法 フレンチオーク樽貯蔵18ヶ月
タイプ
飲み頃 2022年~2028年
小売価格 オープン価格
 
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2018年

    2018年は、6月末には梅雨明けとなり、例年よりも早く成熟が進みました。10月に入り、プティヴェルドとカベルネフランの収穫を迎えました。剪定時やヴェレゾン前の収量制限により、収穫量は例年よりも30%ほど少なくなりましたが、どちらもフレッシュな酸が保たれながら、23%を超える糖度となり、酸と熟度を兼ね備える明野の特徴が表れていました。

    三澤農場産では、瓶詰め直前まで、品種ごと、ロットごと管理しています。これまで、「キュヴェ三澤」はメルロを中心とした2017年、カベルネソーヴィニヨンを中心とした2015年といったように、メルロもしくはカベルネソーヴィニヨンを中心にアサンブラージュを行ってきました。度重なるバレルテイステイングを行いながら、最も心をひきつけた2018年産は、カベルネフランの3樽でした。カベルネフランの究極にエレガントな個性を生かした「キュヴェ三澤」に挑戦をしたいと思ったのです。
    子供の頃、カベルネフランを食見し、果皮が美味しいブドウだと感動しました。圧搾時のプレスランは使わずに、タンクから自然に滴り落ちるひとしずくを集めて、昔感じたカベルネフランの柔らかいタンニンを大切に醸造しました。
    これまでのキュヴェ三澤とは異なる品種構成となりましたが、半分農業、半分手仕事という伝統は、しっかりと味わいに表現されています。

    【品種構成】
    カベルネフラン90% プティヴェルド10%

  • 2017年

    2017年は、初夏と梅雨に、降水量が非常に少なく、開花から結実に好影響を及ぼし、自然な収量制限に繋がりました。グレートヴィンテージを期待していたことを思い出します。
    8月は夏空が広がり、9月に入ると昼夜の寒暖差は20度を超えました。10月に二つの台風があったものの、それまでの好天のアドヴァンテージを活かし、さらに成熟のタイミングをピンポイントで見極め、適期に収穫を行ったことにより2017年らしさを表現した理想的なヴィンテージとなりました。
    9月の天候に恵まれた2017年は、メルロを味わいの土台とし、カベルネフラン、プティヴェルドを中心とした力強くもたおやかなアサンブラージュとなりました。
    10月に入り、二度の台風の影響を受けましたが、妥協することなく熟期を待ったカベルネソーヴィニヨンを一樽使い、「最上のロットから生み出す」というキュヴェ三澤の神髄が表現されています。

    【品種構成】
    メルロ(53%)
    カベルネフラン(23%)
    カベルネソーヴィニヨン(12%)
    プティヴェルド(12%)

  • 2016年

    キュヴェ三澤を生むことが叶わない年と判断し、セカンドワインへの格下げを行いました。

  • 2015年

    10月の天候に恵まれた2015年。カベルネソーヴィニヨンの糖度は25度まで上がりました。
    標高700mという冷涼な産地で、これまでで最もカベルネソーヴィニヨンが熟した年となりました。カベルネソーヴィニヨンを主体に、メルロ、プティヴェルドをアサンブラージュしました。

    【品種構成】
    カベルネソーヴィニヨン(55%)
    プティヴェルド(28%)
    メルロ(17%)

 

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